今日で断酒171日になりました。
飲酒欲求は限りなくゼロ。100日ごろの不安定感がうそのようです。
涼しくなってきたせいか、炭酸もさほど欲しなくなって、水かお茶でふつうに過ごせています。
さて前回こんなことを書いていました。↓
☆
大酒飲みで断酒しようとしている多くの方が、
「本当の自分がバレたくない」
「ダメな自分を見たくない」
「嫌われたくない」
「不安を感じたくない」
こんな心理があるんじゃないかと思います。
特に不安感。
お酒が大量に必要な人は、不安を感じやすいんじゃないかとも思います。
じゃあなんで自分は不安を感じやすいの?
不安をなくすにはどうすればいいの??
☆
もともと日本人は、欧米人と比べて不安を感じる遺伝子が多いそうです。身を守るための本能がそうさせているらしく、「なるとかなるさー」とは思いにくい民族なんですね。
で、その国民性に加え、不安を感じやすいかどうかは、わたしとしては「生い立ち」が関係していると思っています。
たとえば、多飲する人の多くが、親や祖父母がアルコール依存、またはそれに近い酒飲みで、自分はアダルトチルドレンとして育ったパターンだったりします。
アダルトチルドレンだとどうなるか。
ありのままではダメ、頑張らないとダメ、本音を話してはダメ、というか本音が自分でもわからない・・・ そんな自尊心や自己肯定感が育っていない状態で、大人になっていたりするんですね。
本来、子供時代に培っているはずのものがそうできなくて、大人になっても引きずる・・それがアダルトチルドレンです。
わたしも父親が大酒飲みで、小さいころから自分の軸がなく、人の顔色をうかがってばかりいる子でした。八方美人のぶりっこでした。
で、人に合わせていつも緊張していて本当の自分がわからなくなって、毎日お酒で気をゆるめるしかなくって・・・・
でね、お酒を飲むとその不安感は一時はおさまるけど、消えることはないんですね。そのまま残ります。お酒を飲むたび、目をそむけるので、日々不安のストックが貯まります。
ストックを押し入れに隠しておけたらいいんですけど、実際に溜まるのは心の中。
見て見ぬ振りしてきた不安が、ずーーーっと溜まり続けるわけです。心の中に巣喰うわけです。
断酒するということは、その不安と対峙しないといけなくなるってことでもあります。
でもその不安ってね、童話のお化けみたいなもので・・・
想像だけしてしっかり見ないから怖いのです。白日のもとにさらせば、案外怖くなかったりするのです。
断酒って、いままで見て見ぬ振りしてきたあんなことやこんなことを、怖いけど見てやるーーー!!という行為でもあるんですよね。
勇気いりますよね。
でもそれが、「生きる」ということでもあるんでしょうね。
ハル
もうお酒はいらない*断酒日記
飲酒歴20年以上、休肝日ほぼナシだったアラフォー女性です。2019年4月から断酒生活をスタート。心理、スピリチュアルなどの観点から、お酒を必要以上に飲む理由や止めやすくなる心の在り方を、ああでもないこうでもないと模索中です。実体験を通して書いていきます^ ^
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2019.09.26 06:49
2019.09.26 03:52